多種多様なファンデーション。その種類と特徴をここでおさらい
形状によって種類が分かれるファンデーション。基本的には水・油・顔料の3つで構成され、その割合の違いで種類や性質が変わってきます。それでは、さっそく種類別に特徴を説明しましょう。
・パウダーファンデーション
液状のファンデーションに粉おしろいをミックスして固めたもの。上からお粉をはたく手間がいらず手軽なところが人気。ムラになる心配も少ないため初心者でも扱いやすい。
・リキッドファンデーション
液状のファンデーション。さらりとしたものから粘性の高いものまでいろいろありますが、比較的薄付きで肌の上で広げやすいのがメリット。カバー力・保湿力ともに備えているのも人気の秘訣。
・クリームファンデーション
テクスチャーはリキッドファンデーションより硬めですが、カバー力はかなり高いのが特徴。もっちりとした肌触りで保湿力が高く、塗った後もしっとりした感触を長時間キープ。
・スティックファンデーション
クリームよりもさらにコシのあるタイプがこちら。肌にしっかりと密着するので、カバーしたい色ムラの面積が広い人に支持が高いよう。スポンジで叩き込むように使用。
・ムースファンデーション
リキッドファンデーションよりやや軽い、ふんわりとしたつけ心地が特徴。カバー力はやや低めですが、ナチュラルな仕上がりを好む人はこのテクスチャーのとりこに。
・コンシーラー
こちらもファンデーションの仲間。強力なカバー力を持つため、赤みやくすみなど、スポットの悩みをカバーするために使用。テクスチャーはスティックやクリームタイプなど様々。
「私のパートナー!」な逸品を見つけるためのポイントとは?
ファンデーションの種類を把握したところで、次は「自分に合うファンデーションの選び方」を伝授します。選ぶ上でポイントとなるのは、肌質や肌悩み、塗るプロセスや好みの肌触りなど。それぞれの特徴を踏まえ、オススメの種類とその使い方をリストアップしました。
・乾燥肌
油分や水分を多く含むリキッドファンデーションやクリームファンデーションがベスト。スティックタイプも良いですが、硬すぎるものは塗る際に肌に負担をかけがちなので要注意。どれも指の腹で優しく肌に広げ、ラストにティッシュオフをするとキレイにのります。
・オイリー肌
油分が少なめのパウダーファンデーションや軽いつけ心地のムースファンデーション。脂症の人は肌が水分不足の可能性があるので、ファンデーションを塗る前に化粧水でコットンパックをするなど、潤い補給をしっかりしておくともちが良くなりますよ。
・赤みやくすみなどの色ムラが悩み
カバー力が高めのリキッドファンデーションやクリームファンデーションがオススメです。部分的にコンシーラーやスティックファンデーションをチョイスするなど、使い分けをするとさらに仕上がりがナチュラルに。下地に肌色補正効果のあるコントロールカラーを投入するのも手です。
・ニキビ跡や毛穴など凹凸が悩み
肌の凹凸をしっかりカバーするならリキッドファンデーション+パウダーファンデーションの二刀流が最強。全顔に取り入れても良いですが、ナチュラルな肌感を求めるなら気になる部分にのみこの合わせ技を。パウダーファンデーションは軽く叩き込むようにのせましょう。
さらに、気候によって肌状況が変わることもあるため、その時季の肌に合わせてファンデーションを変えるのが上級テク!これからの季節は、その軽いテクスチャーから肌ストレスが少ないムースファンデーション、崩れてもお直しがしやすいパウダーファンデーションなどが人気。その他、軽い仕上がりを叶える機能派のリキッドファンデーションも続々登場しているので見逃せませんよ。
この春のトレンド「すっぴん風ツヤ肌」を取り入れるコツを発表!
初心者でも簡単で、失敗なく作り上げる方法は、ツヤ肌を実現するリキッドファンデーションをファンデーションブラシで塗ること。スポンジや指で塗るよりも薄く、そしてムラなく均一に仕上がるため、もともとリキッドファンデーションが持つ内側から発光するような「ツヤ肌」の威力をしっかりと発揮できるのです。
春は厚塗り感がない、ナチュラル仕上げのファンデーションを使って「最近、肌キレイだね」なんて周りに言わせるような発光美肌を手に入れてみませんか?